転職ノウハウ
紹介予定派遣として働きたい方におすすめの派遣会社9選
2024年12月12日

紹介予定派遣におすすめの派遣会社はどこ?
派遣会社の選び方や上手な利用方法を知りたい
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、紹介予定派遣に強いおすすめの派遣会社を9社に厳選して紹介しています。
最後まで読むことで、紹介予定派遣として働きたいあなたにぴったりの派遣会社を見つけることができるでしょう。
派遣会社の選び方やかしこい活用方法も参考に、将来的な正社員を目指して仕事探しを始めてください。
目次
派遣会社9選
紹介予定派遣として働きたい人におすすめの派遣会社は、以下の9社です。メリット・デメリットを比較し、自分に合う複数の会社に登録することで、理想の職場が見つかる可能性が上がります。
エクシードジャパン
エクシードジャパンは、大阪と東京に拠点を置く人材派遣会社です。
オフィス系ワークを中心にさまざまな業界においての取引実績があり、登録者のスキルに合う仕事を専任のキャリアカウンセラーが提案します。
登録者の希望やスキルに合う案件を紹介するだけではなく、客観的なアドバイスやサポートをおこなうのが、同社カウンセラーの特徴です。
カウンセラーの手厚いサポートにより、選択肢を広げて自分に合う仕事を得られる可能性が高くなるでしょう。
また、派遣先を紹介するにとどまらず、就労後のサポートを徹底しておこなうのがエクシードジャパンの大きなメリットです。
担当者によるサポートは、派遣先に就業している期間ずっと続き、二人三脚で正社員を目指すことができます。
仕事に対する適正を見極める再度のヒアリング、派遣先企業に関する相談などもできるので、初めて派遣会社を利用する人も心強いでしょう。
対応エリアを拡大しており、現在の対応以外に住んでいる方も定期的にチェックすることをおすすめします。
テンプスタッフ
テンプスタッフは、求人数が業界トップクラスの大手人材派遣会社です。
2024年11月時点で求人数は約68,000件あり、勤務地や職種、働き方などの条件を絞って求人検索することができます。
とにかく求人数が多いので、初めて派遣で働く人やブランクがある人も、自分に合う仕事を見つけるのにそれほど時間がかかりません。
操作がわかりやすくスキマ時間でさっと使えるのも、テンプスタッフのメリットといえるでしょう。
また、テンプスタッフは独自のキャリアアップ研修制度や福利厚生が充実しており、紹介予定派遣から正社員を目指したい人や、派遣でも社員並みのサポートが欲しいという人に人気があります。
一方、登録者数が多い派遣会社なので、ひとつの求人に対する競争率が上がりやすいのが同社のデメリットです。
厚待遇・高給の優良案件はスキルや実績が豊富な人に優先的に回されることもあり、場合によっては、仕事を紹介してもらうのに時間がかかるリスクも否定できません。
スタッフサービス
スタッフサービスは、創業約40年の歴史がある老舗の人材派遣会社です。
求人数は2024年11月時点で約16万件あり、多様な業種・職種に対応しています。
働き方における柔軟な対応もスタッフサービスのメリットで、時短勤務や扶養内勤務など利用者の希望に合う職場をベテランの営業担当者が提案してくれます。
また、キャリアアップを目指せる資格支援制度やスキル講座も同社の魅力のひとつです。
時間と場所を選ばずにExcelやPowerPointを学べる学習アプリ、eラーニングなどの通信講座など、派遣から正社員を目指す人に役立つサポートが充実しています。
一方、知名度が高い派遣会社なので登録者数が多く、一定以上のスキルがなければ優良案件を紹介してもらえないケースもあります。
高給・厚待遇の仕事をしたい人は、まず同社のキャリア支援制度でスキルを身につける必要があるでしょう。
アデコ
アデコは、知名度・口コミ人気ともに業界トップクラスの人材派遣会社です。
求人数は事務や経理などオフィス系ワークが約半数を占めます。
現在よりも将来的なビジョンを重視して人材と企業をマッチングさせることを理想としているのが、アデコの大きな特徴です。
即時ではなくいずれ、正社員になって安定した収入を得たい人や専門職でキャリアを積みたい人に向いているでしょう。
また、キャリアコーチによるサポートが充実しており、ビジネス基礎からOA・IT、語学、資格取得などの支援を受けることができます。
一方、実務経験が重視される傾向にあることや、求人が関東・近畿圏に集中しているというデメリットも見られます。
パソナ
パソナは、さまざまな業種・働き方に対応している人材派遣会社です。
海外・IT系・医療・フリーランスなど特定の分野においてグループ会社があり、紹介予定派遣だけではなく、自分に合うプラットフォームで仕事探しをすることができます。
求人はオフィスワークが全体の約半数となっており、求人が首都圏に集中しているのが大きな特徴です。
パソナでは登録者ひとりひとりに専任のキャリアコーチがつき、就業に向けてのアドバイスやサポートを手厚くおこなっています。
スキルを身につけ厚待遇の職場で正社員を目指したい人、将来に向けてキャリアを確立していきたい人に向いているでしょう。
一方、登録者数が多い人気の派遣会社なので、優良案件の紹介はスキルや実績が豊富な人にかたよりやすいというデメリットもあります。
ランスタッド
ランスタッドは、1960年にオランダで設立された総合人材サービス会社です。
日本国内ではおもに事務・製造・軽作業・IT系企業への派遣が多く、専門スキルや実務経験を持つ人からスキルなしで働ける職場を探している人まで、幅広く利用できます。
また、紹介予定派遣だけではなく単発のアルバイトや正社員・転職など分野に応じてサービスを展開しており、希望に応じた求人を紹介してもらえます。
来社不要で、電話またはWeb登録ができるのも、ランスタッドの特徴です。
登録後はLINEで手軽にやりとりできるため、家事育児などでまとまった時間がとれない人に人気があります。
一方、求人が事務や製造系にかたよっているため、営業や接客販売などを希望している人には不向きです。
また、都市部に求人が集中しているので居住地によっては仕事が見つかりづらいというデメリットもあります。
ウィルオブ
ウィルオブは、事務やコールセンター、接客販売に強い派遣会社です。
専門スキルや実務経験がなくてもチャレンジできる職種が多く、アルバイトより稼ぎたい人や簡単な仕事で安定した収入を目指している人に向いています。
また、スタッフが派遣先に常駐しているのがウィルオブの特徴で、仕事や職場における困りごとや不満をいつでも相談できます。
就業前から後まで手厚くサポートをしてもらえるため、初めて派遣で働く人も安心できるでしょう。
給与の前払い制度があるのも、同社のメリットのひとつです。
一方、エリアによっては求人が少なく、希望の職種や働き方が叶わない可能性もあります。
大手企業との取引もありますが、高給・厚待遇の求人は多くないため、スキルや実績を活かして正社員を目指したい人には物足りなく感じることもあるでしょう。
リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィングは、業界トップクラスの知名度を誇る大手人材派遣会社です。
グループ会社が多く、幅広いネットワークと実績でさまざまな業種、働き方に対応しています。
大手企業への派遣もあり、給与や待遇など条件にこだわりたい人やキャリアアップを目指している人に向いています。
一方、在宅OKや週3~4日OKなどの求人も多く取り扱っているため、ライフスタイルに合わせて働くことができるでしょう。
営業担当者のスキルが高く、登録者ひとりひとりに合ったきめ細かい対応に期待できるのも
リクルートスタッフィングのメリットです。
就業前のキャリア研修や面接対策などを徹底しておこなっているため、初心者も自信を持って仕事を始められます。
一方、求人のエリアや業種にややかたよりがあるのが同社のデメリットです。
関東・近畿地方に求人が集中しているため、それ以外のエリアで自分にぴったりの案件を見つけるのは難しいかもしれません。
また、担当者が専属ではないため、人によっては信頼関係を築くのが難しいと感じることもあるでしょう。
マンパワー
マンパワーは、世界80国以上に拠点を置く人材派遣会社です。
日本国内において初めて人材派遣サービスを始めた企業としても有名で、大手企業との取引実績も豊富にあります。
求人の半分以上をオフィスワークと介護・福祉系が占めており、時短勤務や在宅勤務など柔軟な働き方ができるのがマンパワーの特徴です。
TOIEC対策やOA関連の研修なども充実しているため、スキルを身につけ実務経験を積んでから正社員を目指したいと考えている人におすすめです。
一方、貿易・国際事務や翻訳など英語関連の仕事や外資系企業の求人もあり、スキルを活かしてキャリアアップを目指すこともできるでしょう。
専門職の場合、他社よりも時給が比較的高い点も同社の魅力です。
また、来社不要で電話登録できる仕組みなので、すでに別会社で派遣労働をしていても気軽に始められます。
一方、関西地方をはじめ都市部に求人が集中しているため、それ以外の地域で希望通りの仕事を見つけるのは難しいかもしれません。
派遣会社を選ぶときのポイント5つ
派遣会社を選ぶポイントを、5つに分けて解説します。登録と退会を繰り返すことのないよう、以下を基準にして派遣会社を比較してみましょう。
求人数はどれくらいか
派遣会社を選ぶときは、掲載している求人数をチェックしましょう。
なぜなら、求人数が多いほど選択肢が広がり、希望の職種や職場で働ける可能性が高くなるからです。
派遣会社によっては、得意とする業種に求人がかたよる場合があります。
登録する前にどのような業種の扱いが多いかを確認し、希望職種の求人が多い派遣会社を選びましょう。
また、求人が大都市に集中しているケースもあるので、求人数だけではなく対応エリアの確認も重要です。
希望の雇用形態に対応しているか
派遣会社を選ぶ際に忘れてはいけないのが、希望の雇用形態に対応した求人があるかどうかです。
なぜなら、初回予定派遣として働いた後に直接雇用の運びになったとしても、それが正社員であるとは限らないからです。
おもな雇用形態は、以下の4つです。
- 正社員
- 契約社員
- アルバイト
- パート
このように、直接雇用にはさまざまな種類があります。
求人の詳細までしっかりチェックし、正社員を目指す人は条件として「正社員登用」があるかを必ず確認しましょう。
サポートは充実しているか
派遣会社を選ぶポイントのひとつとして、サポートの充実度があげられます。
派遣会社によってサポートの内容は異なりますが、紹介予定派遣で働きたい人は、おもに以下のサポートをチェックするのがおすすめです。
- スキルアップ研修
- キャリアカウンセラーによるアドバイス
- 面接対策
- 就業後のフォロー
- 各種福利厚生
紹介予定派遣は企業の直接雇用が前提となるため、登録型派遣より選考が厳しくなります。
社員採用と同じような選考基準を設け、筆記試験や面接をおこなう企業も少なくありません。
各種サポートが充実している派遣会社であれば、自身のスキルアップをはかり、理想の職場で働ける可能性が高くなるでしょう。
また、初めて派遣で働く人は就業後のフォローがあるかどうかを確認しておくのも大切です。
優良認定を受けているか
派遣会社を選ぶ大前提として、厚生労働省の「優良派遣事業者認定」を取得しているかどうかのチェックは必須です。
優良派遣事業者認定の概要と目的は、以下のとおりです。
概要…法令遵守を前提として、派遣労働者のキャリア形成支援などにおいて一定の基準を満たす派遣事業者を優良派遣事業者として認定する
目的…派遣業界全体の質的向上と適切なマッチングの促進
引用:厚生労働省委託事業 優良派遣事業者認定制度
https://yuryohaken.info/system/guide/
紹介予定派遣は受け入れる側の企業にもリスクがあるため、優良認定を受けている派遣会社だけを利用している企業も少なくありません。
優良認定の有無は、労働者側にも受け入れ企業側にも大きな基準となります。
利用者の口コミはどうか
利用者の口コミ評価は、派遣会社を選ぶ上で重要な判断基準のひとつとなります。
口コミを調べるときは、おもに以下の内容を重視しましょう。
- 案件紹介の数や頻度
- 担当者の対応
- サポートや福利厚生の充実度
- 派遣会社の説明と実際の職場に乖離がないか
このような口コミをチェックしておけば、派遣会社の対応をある程度把握してから登録できるでしょう。
ただし、賛辞も酷評も鵜呑みにはせず、あくまで参考にした上で自分に合う派遣会社かどうかを判断してください。
派遣会社を最大限に活用するためのコツ
派遣会社を最大限に活用して正社員への道を切り拓くためには、以下の4つのコツを参考にしましょう。
条件を明確にする
派遣会社に登録をした後は、自分にとっての就労条件を明確にすることが重要です。
なぜなら、条件を明確にすることで理想の職場が見つかるまでの道のりが短くなるからです。
おもな条件は、以下のとおりです。
- 希望の職種、業種
- 理想の月収、年収
- 勤務可能な曜日や時間帯
- 出張や転勤についての希望
条件が曖昧だと、派遣会社の担当者が求人を紹介しづらくなってしまいます。
また、大切なのは仕事に就いた後のことなので、無理なく続けられるよう妥協できないポイントははっきり提示しましょう。
「働けるなら何でもOK」というスタンスは、後々自分の首をしめることにもなりかねません。
担当者と積極的にコミュニケーションを取る
派遣会社の担当者とは、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
なぜなら、良い関係を築くことで、優先的に優良案件を紹介してもらえることがあるからです。
定期的に案件の有無を聞いたり、雇用のためのアドバイスを受けたりすることで、就労意欲が伝わります。
担当者も人間なので、ひとつの案件に対して同条件の登録者が複数いる場合、相性の良い人に仕事の紹介をするケースは少なくありません。
虚偽申告をしない
派遣会社に対して、学歴や職歴の虚偽申告は絶対にしてはいけません。
なぜなら、虚偽申告は求人のミスマッチや虚偽が発覚した際のリスクが非常に高いからです。
また、虚偽の学歴や経歴を買われて優良企業に派遣されても、与えられた仕事をこなせず評価が下がる可能性があります。
派遣会社や受け入れ企業が利用者の調査をおこなうケースはほとんどありませんが、自己申告だからこそ、持っているスキルだけで誠実に対応しましょう。
複数の派遣会社を併用する
派遣会社を最大限に利用するコツは、自分に合う複数の派遣会社を併用することです。
なぜなら、派遣会社によって、受け入れ先企業の数や得意とする業種、独自でおこなっているサポートなどが異なるからです。
複数の派遣会社に登録することで選択肢が広がり、就業の可能性が大きく上がるでしょう。
また、複数の派遣会社の担当者と接することでコミュニケーションスキルが上がったり、自分の弱点に気付いて改善できたりもします。
求人の給与や待遇を比較し、自分の希望に近い派遣会社をメインとして使えるのも複数登録のメリットです。
まとめ
紹介予定派遣で働きたい人におすすめの派遣会社を、9社紹介しました。
紹介予定派遣は、将来的に正社員を目指せる派遣労働の形です。
最大6カ月の派遣期間後は直接雇用が前提となっているため、収入やキャリアが安定します。
しかし、派遣会社によっては登録型派遣がメインだったり契約社員にしかなれなかったりとリスクもあります。
知名度や求人だけでは判断せず、紹介予定派遣を多く扱っている派遣会社を選びましょう。
また、派遣会社独自のサポートを活用してスキルを磨き、正社員として雇用してもらうためのレベルアップを忘れないことが大切です。